2012-01-21 ■ 「リアル鬼ごっこ」読了。 西暦3000年、王様の絶対権力が及んでいる中、王様が「佐藤」は自分ひとりで良いと考え、全国の「佐藤」姓の人を鬼ごっこで捕まえて処刑していく、という話。 まあ予測可能な展開だった。王様の動機には、最後に隠された意味があるのか、とか思いながら読んでいた。本作も含めてこの人の作品は結構映画化されているということはそれなりに売れたんだろうけれど、半自費出版処女作なのでイマイチ感があったのかな。あるいは若者感覚向けの作品だったとか。リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)