「キリストのクローン 真実」読了。

ヨハネの黙示録が次々に実現し、最後にその背景が明かされて最終巻に続く、という話。
最後まで読めば「まあ、納得しないでもないかな」という感じなのだが、途中は「奇跡かー。あー、はいはい」って感じで何が起きてもそれをそのまま受け入れるしか読み方がないのはちょっと残念かも。
「イナゴ?まあ奇跡だしあってもおかしくはないね。で続きは?」みたいな醒めた感じというか。これと対象的なのは「お、そう来たか。これは燃えるっ」という感じで、そんなのを求めているんだ。
ともあれ最後の引きはいい感じなので、次巻を楽しみにする。

キリストのクローン/真実 (創元推理文庫)
キリストのクローン/真実 (創元推理文庫)