DC10日目。
今日は国立絵画館→国立公文書館→国立自然史博物館と回ってみた。
絵画館は、私は絵画より彫像の方が好きだということが分かった。私がすごいお金持ちだったら手元に置きたい作品がいくつか。でも実際置いてみるとテーマ性がばらばらで、成金趣味的になりそうだ。
現代美術はよく分からないが「There is nothing」みたいなテーマの展示が面白かった。黒地に黒に塗りつぶされた文が書かれているもの、白い紙に浮き字で文字が書かれているもの、単に黒に塗りつぶされただけのものなどがあったが、その中でひとつ印象的な作品があった。ぱっと見は真っ黒の絵なんだけど、少し違和感がある。ずっと眺めていると、中央より上の部分はやや薄い黒で、下の部分は濃い黒になっていた。こういうなんとも地味な違いを訴えかけてくる作品はいいなあ、と製作者を見てみたら日本人だった。こういうのを良いと感じるのは日本人的な感性なのかなあ。(これは実際は北海の夜の写真らしい)
公文書館は、有名な3つの文書の原本が展示されている。実物はかなり字がかすれててやはりそこそこ劣化しているんだなあ。これまで見た中で一番厳重な警備がされていた。
自然史博物館では、鉱物の展示を一通り眺めてみた。パイライトは日本でも採れるらしいから、一度取りに行ってみたいな。


今日のランチは、国立絵画館のコンコースにあるカフェでチキンとコールスローと茹でトウモロコシにコーヒーで13ドルくらい。コールスローが甘かった。朝食に食べているパンも甘いので、甘さがアメリカの味なんだなあ。
このコンコースは、動く歩道部分のライトがかっこいい。


なお移動していて、街中にアイススケートリンクがあるのを発見した。入場7ドル、貸靴3ドル、ロッカー1ドルで、1000円弱で滑れる。戻ってから日本のを調べてみたら、約2000円弱かかるので、半分くらいで滑れるのか。
まあリンクも小さめで屋外なので、そのあたりが価格差とも言えるけど。