旅から帰ってきました。その間の日記は7/17日付けからぼちぼち増やしていく予定です。


さて。終戦記念日であるし、最近の韓国大統領が竹島に訪問するなど、実効支配関係のニュースについて。


口しか出さない(出せない)日本と、行動を示す韓国では後者の方が貰いが多いのは当然、というのは社会的な常識に感じる。
日本には「国際紛争を解決する手段として武力を行使しない」という憲法第9条があるため、武力を行使して話し合いには応じない、という韓国のやり方に対抗する手段がない。


となると、日本の取れる策はこれらのどれかだと思う。
・第9条を改正して武力を保持した上で、戦争状態に突入して竹島を実行支配する。おそらく侵略に対する防衛という主張ができるはず。
・第9条を改正して武力を保持した上で、武力の行使を威嚇として交渉するが、戦争になることは絶対に避ける。(しかしそれを見透かされたら、交渉は出来るものなのか?)
・日本が領有しているものとみなして、漁や海上保安庁の巡察などを続ける。拿捕や銃撃など人的被害が出ることによる世論の変化を待つ。
・今後とも領有権の主張は続けるが、韓国の実効支配に対する具体的な行動を起こさない。事実上韓国の領有を認める。
・その他、私が思いつかないような対応。
国民感情としてどの辺が支持されるのだろうか。前だったら多分「4.韓国の領有を認める」が主流だっただろうけれど、最近の流れでは「2.武力は保持するが戦争は回避」が増えてきている気もする。


なんか韓国の強弁姿勢の行き着くところは、憲法改正・武力保持しかないのだが、韓国人はそれをどう思っているんだろう。「武力保持?いいんじゃない。もう一回ドンパチやろうぜ。今度は俺たちが勝つからよ」とか考えている可能性もある。
陰謀論になってしまうが、韓国に強気な態度を取らせることで憲法改正にもっていこうという思惑がどこかにあるのかも、と疑ってしまう。米中の代理戦争をやらされる、とかね。


最後にこの問題についての私の主張を書く。
まず竹島領有のメリットが十分明らかにされていないと思っている。韓国がこれだけ欲しがっているからには、それ相応のメリットはあると思うのだけれど。
それがたとえば「偉人が生誕した土地なので保有したい」的な内容で経済的/防衛的には石コロでしかないのだったら割譲すればいい。メリットが分かってから、それが戦争してまで手に入れるものなのか、外交カードとして使うのかを検討する。