「謎の1セント硬貨」読了。



アメリカ文化の疑問に思った点をメールで問い合わせ、その返答をまとめた内容。
本にするだけあってなかなかイイ感じのメール返答があったり、筆者のユーモアがある文体が面白い。ちなみにタイトルについては「1943年だけ戦争による物資の都合で鉄の1セント硬貨が作られたが、それは教えてくれた退役軍人が呼んでいたように『スチールペニー』と読んでもいいのか?」という謎だった。


面白かったエピソードは、ニューヨーク州にあるエリス島の話。
アメリカ独立前はハドソン川ニューヨーク州のものだったので、そこにあるエリス島もそうだった
・独立後、ニューヨーク州ニュージャージー州の境は川の中央と定められたが、島についてはそれまでと同様、ニューヨーク州のものという合意がされた
・その後、エリス島もともと3.3エーカーだったのだけど、ニューヨーク州が勝手に周りを埋め立てて24.3エーカーも面積が増えた。これはハドソン川ニュージャージー州の部分だったため、埋め立てた部分の領有権をニュージャージー州が主張した
・この問題は連邦裁判所まで持ち込まれ、最終的にニュージャージー州の主張が認められた


本日の返却は2冊。


本日のFEZ。弓をやってみたらレインのモーションがとても長くなっていたのに驚いた。これは弱くなりすぎじゃないんか。レインイーグルコンボはほとんど入らない感じで、もうブレイズくらいしか楽しみがなさそう。


謎の1セント硬貨 真実は細部に宿るinUSA
謎の1セント硬貨 真実は細部に宿るinUSA