輪環の魔導師6」読了。
やっぱり安定して面白い作品。
作中に出てきたチェスに似たゲーム「バウリィ」が面白そうだったのでルールを転載する。
・盤面は8x8の64マス
・王の「バウリィ」は8方向に1マス動ける
・左の従者「アーウィ」は上下左右に2マスまで動ける
・右の従者「ラーニィ」は斜め方向に2マスまで動ける
・盾持ちの「ウォーリィ」は左右に1マス動ける。ただし横に2マスのサイズがあり、また他のコマで倒されることがない
・馬車の「ファーリィ」はコマを一つだけ載せて8方向に5マスまで動ける
・道化の「シルビィ」は2マスまで自由に動ける。ただし敵に倒されると敵側に寝返る。相手は倒したコマの周囲8マスどこかに配置する
・軍師の「クロウリィ」は動けないが、盤上に存在する限り王の移動力を3倍にする

初期配置は、アーウィ、ラーニィ、ファーリィのみ2つ、残りは1つの合計10コマを自分に近い3列に自由に配置する。
その後交互にコマを動かし、相手の王を倒すか、アーウィ、ラーニィ、ファーリィを全て倒したプレイヤーが勝ち。


64マスに敵味方あわせても20コマしかないのでスカスカになるんじゃないか、という気がする。でも機動力が高めだから、そんなに気にならないのかも。
チェスや将棋はなんで初期配置が決まっているんだろう。自由配置でも面白いと思うのだが。


輪環の魔導師〈6〉賢人達の見る夢 (電撃文庫)
輪環の魔導師〈6〉賢人達の見る夢 (電撃文庫)