「ゲート3〜5」読了。


まあやっぱりラノベ的ノリの話なんだけど、外交交渉などは面白い。
でも基本的なところで気になる点があって、以下ややネタバレかも。
(反転設定にしたつもりなんだけどうまくいってないみたい)



・4巻。帝国の内戦に介入しての交戦は憲法第9条におもいっきし引っかかってる気がする。日本の国民感情としてこれは通らないでしょう。情報を隠して政府が強行した、というのであれば分かるが、それがリークされての反発も描かれるべきだし。
・結局ゲート管理を日本だけでやっている、という点が非現実的すぎる。なんだかんだで国連管轄を押し切られる、というのが妥当な気がする。そのために諸外国から日本に対して武力行使くらいあってもいいような。
・特地では禁呪の開放とかで自衛隊が不利になり、日本へも海外の軍隊が武力行使してきて、みたいなどうしようもない状況まで追い込まれると思っていたのだが、全然そんなことは無かった。自衛隊無双。


え、これで完結?と思ったけど、まあそれなりに楽しんだ作品だった。


本日の返却は12冊。


ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈5〉冥門編
ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈5〉冥門編