トンデモ本の大世界」をナナメ読みで。


20周年記念本ということで「トンデモ」や「と学会」等の定義、その方面での有名人列伝など、基本を知ることができる本。


と学会は対象を嘲笑しているだけで、科学的な反駁をあまりしていないと思っていて、そういうスタイルは私の好みじゃないので流し読みで終わるつもりだった。しかし高須克弥氏の寄稿「と学会は科学者風の宗教者集団かも……!?」は私が思っているようなことが書かれていて面白かった。


と学会の定義とかを丁寧に読めば、ただのお祭り団体であることは分かるし、内部の人もそのつもりで楽しんでいるんだと思う。でも、と学会のように自分の常識に合わないことを否定することが科学的、と世間に思われてしまうのはまずいかもね。


トンデモ本の大世界
トンデモ本の大世界