今週もようやくあと1日。

「写真の裏の真実」読了。
サカイタイゾーという硫黄島で捕虜になった兵士から託された家族の写真を返したい、という米兵の願いをかなえるため、その人物を探すというノンフィクション。
坂井泰三という人物は何者なのか、まだ生きているのか、というあたり先を読ませる展開になっている。


第二次世界大戦の人物にフォーカスをあてたノンフィクションは、もうそろそろ最後の世代になりつつある。戦争に20歳で従軍した方たちも、90歳近い高齢になっている。
私の祖父が、いとこか誰かを韓国まで迎えに行ったことがある、と話してくれたことがある。もしもう少ししっかり聞いていれば、同じ道のりを辿ってみる、ということも出来ただろうに。


写真の裏の真実―硫黄島の暗号兵サカイタイゾーの選択
写真の裏の真実―硫黄島の暗号兵サカイタイゾーの選択