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本日の返却は10.5冊。
タイムオデッセイ3部作「時の眼」「太陽の盾」「火星の挽歌」読了。
「時の眼」は突然いろいろな時代から人が集められてくるという異変が発生した世界を描いた話。単にアレクサンドロスとチンギスハンの戦いを書きたいだけだったんじゃないか的な作品だった。
「太陽の盾」はそれとはまったく関係なく、太陽が5年後に異変を起こして人類絶滅することが分かったため、放射線を防ぐ巨大な盾を宇宙に建造する話。こういう人類絶滅を超大規模プロジェクトでなんとかしようという話は好きなので、とても面白かった。
「火星の挽歌」はアルタイル方面から人類滅亡爆弾が地球に向けて打ち込まれたのをなんとなする話。前2作の話のつながりはあるが、なんかよくわからない感じだった。主人公の女性が冷凍睡眠から目覚めさせられ、娘に付き添って火星に向かうあたりは面白そうな展開だったのだが。
時の眼―タイム・オデッセイ (海外SFノヴェルズ)
太陽の盾 [タイム・オデッセイ2] (海外SFノヴェルズ)
火星の挽歌 (海外SFノヴェルズ タイム・オデッセイ3) (海外SFノヴェルズ)