正月に放映されたNHK ハーバード白熱教室を視聴。
この講義で発言しているハーバードの学生さんは、さすがにとても優秀だ。
話を聞いた直後にあれだけの議論・反論ができるのは、おそろしく頭の回転が早い。議題の内容をあらかじめ予習しているのかもしれないけど、それでも十分すぎるほどいい主張をする。


挙げられたトピックの中で代理母に関する判決の話があった。
代理母として契約したが、出産後に子どもの引渡しを拒否した。最高裁で争ったところ『契約時点では出産後の心境の変化までは完全に理解しているとはいえず、情報が不十分であったため契約は無効である』との判決が出た」


ソフトウェア開発でも「この仕様はこれこれでいいですよね」と確認を取って実装に着手するのだが、完成したものを実際に使ってみるとなんか使いにくくて修正する、ということが結構ある。契約時点で情報が十分である、という判断は非常に難しい。
あと単純に気になるのだが、注文した料理がまずかった、という場合も支払いを拒否できるのだろうか。美味しいまずいは主観だから、だめなんだろうかな。たこ焼きを頼んでタコが入っていなかったら、事実に反するから支払いを拒否できそうだ。