「竜とわれらの時代」読了。前半は面白かったけど、最後のあたりがいまいちだったかも。


「リスクテイカー」読み中。
ここで株価予測システムが「中央銀行が利上げ介入を匂わせたことによる、大幅な価格変動」を予測した、という事件が描かれる。
そしてこれについて「システムがそれを予言したのではなく、この事件に反応した投資家の動きを敏感にピックアップしてトレンドを予測した」と説明されている。
知的システムを作るとき、出来るだけ多くの事象をインプットとした方が効果的だと思っていたが、その問題領域における「兆候」に反応できれば、それで十分なのだなあ、と思った。何がち「兆候」となるかはやっぱり大きな問題なんだけれど。